三覚理論研究所 「動画は本よりタイパがいい」は本当なのか? 2023.08.24 2023.09.08 三覚理論研究所 記事のタイトルとURLをコピーする Post Share Hatena Pocket RSS feedly Pin it 記事のタイトルとURLをコピーする 「良い人に巡り会えない」は本当なのか 前の記事 「バズる」とは本当に価値があることなのか 次の記事 関連記事 文化を崩したい渋谷区 vs 文化を形成した若者 2023.09.12 「バズる」とは本当に価値があることなのか 2023.09.08 「良い人に巡り会えない」は本当なのか 2023.08.11 コメント コメント ( 1 ) トラックバック ( 0 ) WSense社長 2023.08.27 18:55 返信 見えない視点について語られていたのが素晴らしいのでレターです! 「動画は倍速で見る、事前に内容が分かるものを見る、感想はレビューから作る。」 人間が処理出来る限界を軽く超えた情報の波が押し寄せています。 私たちが解釈と感想を語る間もなく、次の情報が押し寄せてきます。 こんな時代において、蓄積の質と量をどうやって担保するかを苦心した結果、タイムパフォーマンスという考え方が生まれてきたのかなと思っています。 この記事の凄いところは、 知性について「思考数、知識量、行動数」という基準から説明を試みた上で、 「目に見えない価値」とは何かを語ろうとしていることにあります。 その中でも特に面白いと思ったのは、「観点」に注目していることです。 例えば、離職や転職を考える方々の理由の多くは突き詰めれば「人間関係」に集約されると言われています。 発想を豊かに考えてみると、 「人間の関係性が不協和音を奏でることで、あらゆる問題が始まっている。」 そう読み解くことも出来るのではないでしょうか。 私たちは知らず知らずの内に、文化的な影響を基に情報を解釈しています。 例えば、道徳や規範、常識に反するものは「悪である」というように。 すべての人間の観点が揃っていれば事は治まりそうに見えますが、 現実はそう簡単ではありません。 一人ひとりが、それこそ命の数だけ観点が存在します。 何が言いたいかと言うと、 人間関係の不協和音もまた「観点」を探ることで解消されるのかもしれない。 つまり、知識と行動に伴って自分の力で思考する力が必要だということです。 すなわち「タイパの何がいけないのか?」と問われたならば、 それは、思考回数を削減させる危険性があるということです。 「知らない視点に触れて、認めて、折り合ってみる。」 洗練されたメッセージには力強さがあるのだということを思い出させてくれました。 ありがとうございます! この記事へのトラックバックはありません。 トラックバックURL 返信をキャンセルする。 名前(例:山田 太郎) ( 必須 ) E-MAIL ( 必須 ) - 公開されません - URL 上に表示された文字を入力してください。Δ コメントを書く
見えない視点について語られていたのが素晴らしいのでレターです!
「動画は倍速で見る、事前に内容が分かるものを見る、感想はレビューから作る。」
人間が処理出来る限界を軽く超えた情報の波が押し寄せています。
私たちが解釈と感想を語る間もなく、次の情報が押し寄せてきます。
こんな時代において、蓄積の質と量をどうやって担保するかを苦心した結果、タイムパフォーマンスという考え方が生まれてきたのかなと思っています。
この記事の凄いところは、
知性について「思考数、知識量、行動数」という基準から説明を試みた上で、
「目に見えない価値」とは何かを語ろうとしていることにあります。
その中でも特に面白いと思ったのは、「観点」に注目していることです。
例えば、離職や転職を考える方々の理由の多くは突き詰めれば「人間関係」に集約されると言われています。
発想を豊かに考えてみると、
「人間の関係性が不協和音を奏でることで、あらゆる問題が始まっている。」
そう読み解くことも出来るのではないでしょうか。
私たちは知らず知らずの内に、文化的な影響を基に情報を解釈しています。
例えば、道徳や規範、常識に反するものは「悪である」というように。
すべての人間の観点が揃っていれば事は治まりそうに見えますが、
現実はそう簡単ではありません。
一人ひとりが、それこそ命の数だけ観点が存在します。
何が言いたいかと言うと、
人間関係の不協和音もまた「観点」を探ることで解消されるのかもしれない。
つまり、知識と行動に伴って自分の力で思考する力が必要だということです。
すなわち「タイパの何がいけないのか?」と問われたならば、
それは、思考回数を削減させる危険性があるということです。
「知らない視点に触れて、認めて、折り合ってみる。」
洗練されたメッセージには力強さがあるのだということを思い出させてくれました。
ありがとうございます!